2022~2023年度
音更ロータリークラブ会長 小枝 秀則
2022-2023年度国際ロータリーの会長職に、女性で初めて就任されたジェニファー・E・ジョ-ンズ氏は、会長テーマとして「イマジンロータリー」を提唱されました。そうして、次のように言葉を続けています。「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を」と。
私たち、音更ロータリークラブの会員も今期はこのテーマに則り、想像力を存分に働かせ、よりベストを尽くせる環境を作り、周囲へ広げていきたいと思います。
それは近年のロータリークラブで重要視されているDEIの理念につながるものでもあります。アルファベットのそれぞれが「多様性」「公平性」「包括性」を示すこの頭字語は、国際ロータリークラブの「変化への適応が急務である」という認識を表しています。今期、第2500地区のガバナーに就任された久木佐知子氏もDEIの理念を取り入れていくことが重要であると述べています。
私たちロータリアンの各々がその理念を意識しながら活動を行っていくことで、必ずや地域の発展やより良い未来への礎となることでしょう。
そうすることで、2022年10月には30周年を迎えるこの音更ロータリークラブも、更に長きに渡って地域へ貢献することが可能となるはずだと、そう確信しています。
さて、具体的な私たちの活動にも目を向けていきます。
昨今のコロナ禍の中におきましても、例会を開催するために月に2回から4回のZOOMによるオンライン例会や短縮例会を活用してきました。今後も出席率を向上させ、より効果の高い職業奉仕につながるように知恵を出し合える環境を用意できるよう、力を合わせ努力していきたいと思っています。
また、親睦活動はクラブにとっていちばん大切な活動であると考えます。クラブ内での活動で生まれた地域への思いが、家族や外部団体と交流することで、波紋のように緩やかに遠くまで広がりを見せてくれることを望みます。そこから、志を同じくした会員の増強へとつなげることも可能となることでしょう。
最後に、ロータリアンとして寄附行為も忘れずに行っていきたいと考えています。RLIの研修会を通じて、財団への寄附行為の必要性とその成果、ポール・ハリス・フェローについてなどを学ぶ機会を設けていきます。
以上。音更ロータリークラブにとって2022-2023年度が想像を伴った飛躍の年とできるよう、私たちみんなが努力していけることを祈願し、会長方針とさせていただきます。
2022-23年度の方針
- 出席率の向上。例会を一ヶ月に最低2回開催し、かつ会員が出席し易いようにする。
- オリエンテーションの有効活用。規定細則関係の勉強。
- 会員増強。奉仕活動を外部に向け広報し、他の奉仕団体等とも共同で活動する場を作る。
- RLIの研修参加。RLIの活用と受講の促進。
- 親睦家族活動の向上。会員家族と親戚等にロータリーを知ってもらう。
- イマジンロータリーとDEI(多様性、公平性、包括性)を尊重する。